サイパンの基本情報
国名国旗位置面積時差気候人口言語政治宗教通貨電圧水チップ入国
タバコ・酒緊急道路、交通公共交通機関ATM・クレジットカード電話
郵便(ポスト)小包・宅急便病院・病気薬めがね・コンタクトレンズショッピングビジネスアワー
銀行ビジネスアワー両替インターネット環境携帯電話度量衡治安・犯罪
国旗
ブルーにラッテストーンと白い星で構成される。ブルーは太平洋、白い旗はアメリカの自治領を表します。またラッテストーンは、サイパンのシンボルになっていますので、いたるところで見かけられます。例えば、有名ホテルのロゴ、ショッピングセンターのロゴマークなど。
時差
日本より1時間進んでいます。サマータイムはありません。サイパンは、公共の場には時計をみかけることがあまりありません。あっても正確でない場合が多いので、必ず到着時には、時計を1時間進めることをお忘れなく。
気候
熱帯性海洋性気候。年間平均気温は27℃。いわゆる常夏の島です。乾季は11月~5月。雨期は6月 ~10月。しかし、雨季といっても、日本の梅雨と違い、毎日雨が降り続くということはあまりありません。スコールですとすぐにあがります。しかし、この時期の海水温は高いため、熱帯性低気圧や台風ができやすい時期ではあります。
言語
公用語は英語、チャモロ語、カロリニアン語。チャモロ語の中にも、日本語と同じ発音、意味合いのももあり、これは日本統治時代の名残とも言える。また、フィリピン人の人口が多いため、街中では、タガログ語をよく耳にする機械が多いです。
宗教
カトリック。多くのチャモロ人、フィリピン人は敬けんなクリスチャンです。毎週日曜日、木曜日(宗派によって異なる)は、必ずミサがあります。何時から何時はチャモロ語のミサ、何時から何時までは英語、何時からはタガログ語と細かく分かれている教会もあります。
電圧
大体120V60Hzですが、電話はとても不安定で、大体110V~120Vの間。プラグタイプは日本と同じタイプです。短い時間であれば、日本製品も使用可能ですが、ドライヤー等を利用の場合は、やはり変圧器、または変圧調整のついた(海外トラベル用)のものの利用をお勧めします。ホテルでは、変圧機等の貸し出しはありません。
水
公共の水道水は、海水をそのまま引いてるのではなく、CUCという政府の水道会社が水を作っています。しかし、石灰分を多く含む水質の為、水道水を飲料水として飲む事はできません。また、大きなホテルでは、ホテル自体で、水処理のシステムを導入しているところもあるので、飲めるところもあります。しかし、一般的には、飲み水はミネラルウオーターを飲みます。
チップ
アメリカ本土に比べて、(グアムなどに比べても)、チップの習慣はそこまで厳しくはありません。しかし、基本的には、タクシー、ルームメイド等には、必要かと思います。タクシーは、料金の10%~15%、ベットメーキングは、ベットひとつあたり、$1くらいです。
入国
パスポートの残存有効期間が、サイパン入国時に60日以上必要です。ビザは、30日以内の観光滞在であれば、不要です。55歳以上の観光目的の方は、入国時に申告すれば、90日までロングステイ滞在可能です。
タバコ・酒
タバコ、アルコールの年齢制限は、21才以上です。購入時にIDの提示を求められる場合もあります。アルコールの販売時間は、夜10:00までです。それ以降は、一般小売店では購入できません。お酒の自動販売機はありません。
道路・交通
サイパンの交通規則は日本の反対で、車は右側通行。また、右折の場合は、信号が赤でも右折OKなので、横断歩道を渡るときは、右折してくる車にも注意が必要です。もちろんレンタカーを運転する際は、歩行者には、細心の注意をしてください。また、ハンディキャップマークの付いているところに駐車した場合、罰金の対象となるので、注意が必要です。
公共交通機関
サイパンには、公共のバス、鉄道は無く、タクシーのみが公共の乗り物です。流しのタクシーはありません。大きなホテル、DFSギャラリアには常に待機しております。最近では、電話でも呼べる公認のハイヤー会社も営業を始めました。もちろん空港から各地区、各ホテルへの公共のバスもありません。
ATM・クレジットカード
島内に何ヶ所かATM(自動現金支払い機)が設置されています。クレジットカードからのキャッシング、又は銀行カードからの預金引出し等、何かと滞在中に必要になってくる時もあります。引きだしの手順は、英語での表示になります。”WITHDRWAL”が引き出し、"CREDIT CARD"がキャッシング。間違えた時は、"CANCEL"を押します。ただし、1日に引き出せる限度額は、$200までですので、それ以上キャッシングしたい場合は、提携銀行の窓口に行って下さい。
電話
島内へかける場合は、¢35。各ホテルのロビー、ショッピングセンターなどにパブリックフォンがある。また国際電話は、国際直通電話専用機が設置されている場所もある。また、お得なプリペイド式のテレフォンカードも発行されているので、国際電話をかける際は便利です。
郵便(ポスト)小包・宅急便
日本への航空便料金は、ハガキ¢70、封書¢80。青い色の"US POSTAL SERVICE"と書かれたポストがあるので、そこに投函。もちろんホテルのフロントでも預かってくれるが、若干、手数料がプラスされる場合があります。所要日数は、約一週間。 小包は郵便局(チャランカノア地区、キャピタル地区)や、郵便業務をおこなっているお店などから出す事ができ、船便、航空便などがあります。宅配便は、"DHL"、"FEDERAL EXPRESS"、"UPS"などが有名。速くて確実だが、料金は高い。荷物をサイパンより日本に送るのは、あまり適しません。ホテルのフロントでも申し込めるところもあります。所要日数は、2~4日。逆に、サイパンへ向けての郵便は日本と異なり、手紙は各家庭、会社等に配達されるのではなく、各々がポストオフィスに私書箱を持ち、私書箱宛てに手紙を送るようになります。
病院・病気
CHC(Commonwealth Health Center)総合病院の他、私立の病院もいくつかあります。24時間体制で受け付けしているのはCHCのみです。他にはオレアイセンター1階にある"パシシフィケア"ミドルロード沿いの"PMC(パシフィックメディカルセンター)"サイパンカントリークラブゴルフ場近くの、"SHC(サイパンヘルスクリニック)"等々。医療費は比較的高い。出発前には、いざという時の為に、海外旅行保険に加入する事をお勧めいたします。障害だけ入ってくる方がいますが、併せて疾病も入らないと意味がありません。カバーできない場合があります。セットで入ることをお勧めします。キャッシュレス対応していない保険は、一旦医療費は、サイパンで払い、あとで日本と保険会社とのやりとりになる場合がほとんどです。そのためにも、必ず診断書は必要。尚、最近は、クレジットカードなどに付帯している海外旅行保険もあるので、自分のカード内容の確認も出発前にはしておいてください。
薬
普段使い慣れたものを、日本より常に持参することをお勧めいたします。消毒液、バンソウコウ、胃薬、頭痛薬などアメリカ製のものは、どこのショッピングセンター、小売店でも手に入ります。ただし、US製品は、効き目がかなり強い場合があり、日本人の体に合わない場合があります。もしも、日本製のものを求めるのであれば、ガラパン地区のメインストリートにある"金八コンビニエンス"または地区内の、"ひまわりホテル"にも何種類かの薬がおいてあります。
めがね・コンタクトレンズ
滞在中にコンタクトをなくしてしまった。めがねが壊れてしまった...こんな場合は、チャランラウラウ地区にある”SEVEN DAYS クリニック"や、ビーチロード沿いの"HARDT EYE クリニック"などで、コンタクトレンズ、めがねを作ることは可能です。ただし、診断して作成となるために、時間的に余裕がないと無理でしょう。ススペ地区のタウンハウスショッピングセンターの前にある"CBクルーズ"というめがね専門店などでも、簡単なものであれば、修理可能です。また、コンタクト洗浄液はラパン地区のメインストリートにある"金八コンビニエンス"にありますし、アメリカ製のものであれば、ガラパン地区の"ハファダイショッピングセンター"ススペ地区の"ジョーテンショッピングセンター"にもあります。
ショッピングビジネスアワー
サイパンのショッピングセンターは、USやオーストラリアのように日曜日はお休みというところはほとんど無く、営業しています。ただし、閉店時間がウイークディより早かったりとまちまちなので、ショッピングの計画を立てる際は注意をして下さい。
銀行ビジネスアワー
基本的に月曜日~金曜日で、平日は午後3:00まで、金曜日は午後6:00まで開いているところが多いです。ただし、サイパンの祝日、祭日には必ずお休みするところが多いので、気をつけてください。尚、最近"バンクオブハワイ"は、サービスの向上の一環として、サイパンで初の、土曜日営業(午前9:00~正午12:00まで)を始めました。
両替
サイパンでの両替率はとても悪いです。出発前に日本で日本円からUSドルに両替してくることをお勧め致します。銀行においても手数料がかかってくる場合がほとんどです。サイパンで両替する場合は、DFSギャラリア内の両替カウンターがレートがよいです。尚、利率から考えるとT/C(トラベラーズチェック)の方がお得ですし、万が一紛失した場合も安心ですので、お勧めです。
インターネット環境
サイパンのインターネット事情はあまりよくありません。1メガ以下のDSLが中心です。日本のような高速なネット環境はありません。大型のリゾートホテルでは、有線LANがつながるところもあります。最近は無線LANの環境がだんだん浸透してきており、プチホテルなどでも無線LANがつながるところがありますが、いまだにダイヤルアップしかないところもあります。各レストランや、コーヒーショップでも、無線LANを使えるところや、インターネット用のPCを置いているところも増えてきました。